金曜日のナカさん（橘）

昨日、仕事の休憩時間にナカさんと食堂で飯食ってたときのことなんですけどね。二人でゲラゲラ笑って話してたらそこに部長がヤニを吸いにやってきました。そこでついでに部長からナカさんにお願いごと。「中縞さん（仮名）、○○○の書類頼んどいて」とおっしゃりました。その書類の名前が聞き慣れないものだったからかナカさんは「え？部長、もう一回言ってもらえますか？」との催促。そこで部長はさらっと「○○○の書類」と言いました。関係のない私はぼーっと二人のやり取りを見てたんですが何やら不可解な視線を感じてナカさんに目を向けました。するとどうでしょう？ナカさんがジー・・・ッとこちらを見つめているではありませんか。私は思わず「何？もしかして私もその書類覚えろってか？」と聞くと即座に頷かれ、内心「なんでやねんっ！！」と突っ込みつつもまぁ頭の片隅にとりあえずは置いときましたよ。
約一時間後、案の定ナカさんは私のところまできて「ねぇシノ！あれ、何だっけ？部長の言ってたやつ！」　　　　　　　　・・・・・もう言葉が出ません。しばらく逡巡したのち「・・・・○○○」と答えると「凄い！よく覚えてるね！凄いね！！ありがとっ！！！」と風のように勢いよく自分の席に帰って行きました。
おまえどんだけ可愛いんだコノヤロォォォォォォッ！！！ホントに阿呆コノヤロォォォォォォッ！覚えとかんかいボケヤロォォォォォッ！！くっそ好きだぞバカヤロォォォォォォォォッ！！

それだけ言いたかったの。